しぼり‐ふくろじ【絞り袋地】
酒・醤油・砂糖などをしぼるのに用いる袋生地。木綿の単糸を縒(よ)った縦糸・横糸を使って織った。また、初めから袋織にしたものもあった。
しぼり‐もめん【絞り木綿】
絞り染めにした木綿。
しめ【締め/〆】
[名] 1 締めること。「—が甘い」 2 金銭などの合計を出すこと。また、その数量。「帳簿の—をする」 3 あれこれと飲食して、これで終わりとする食べ物。「—はラーメンで決まりだ」 4 封書の...
しめ‐ゆう【染め木綿】
染めた木綿。「肥人(こまひと)の額(ぬか)髪結へる—の染みにし心」〈万・二四九六〉
しもだて【下館】
茨城県西部にあった市。もと石川氏の城下町。真岡(もおか)木綿、足袋(たび)底の産地。平成17年(2005)に関城(せきじょう)町、明野町、協和町と合併して筑西(ちくせい)市となった。→筑西
しも‐はた【下機】
《「しもばた」とも》主に木綿・麻布を織るのに用いる機。→上機(かみはた)「—に木綿一端(たん)、これを織りおろして」〈浮・永代蔵・五〉
しもふり‐こくら【霜降り小倉】
霜降り模様のある小倉木綿。学生の夏服などに用いた。
しゃくいち‐もめん【尺一木綿】
もと、輸出向けに織られた、鯨尺で幅1尺1寸(約41.7センチ)の白木綿。
しゃくさん‐もめん【尺三木綿】
鯨尺で幅1尺3寸(約49.3センチ)の厚地の白木綿。もと、台湾向けなどに愛知県・奈良県で織られた。
しら‐か【白香】
麻やコウゾの類を細かに裂いて白髪のようにして束ねたもの。神事に用いた。「奥山のさかきの枝に—付け木綿(ゆふ)とり付けて」〈万・三七九〉