よぐそ‐みねばり【夜糞峰榛】
カバノキ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は黒みがかった赤土色ではがれやすく、冬緑油(とうりょくゆ)に似た匂いがし、葉は卵形で縁にぎざぎざがある。5月ごろ、尾状の雄花穂と、上向きの雌花穂とをつけ、果...
よこ‐いた【横板】
1 木目を横にして用いる板。 2 能舞台で、本舞台と鏡板との間の部分。床板が横に張ってあるところからいう。後座(あとざ)。
よこ‐がみ【横上】
長い旗の上端につけて、旗を垂らして張るための横木。「旗の—には金剛童子をかきたてまって」〈平家・一一〉
よこ‐ぎ【横木】
1 横に渡した木の棒。「柵(さく)の—」 2 車の後部に横に渡した木。軫(しん)。
よこ‐ぜん【横膳】
木目を縦にして据える膳。死人に供える。側膳(そばぜん)。夷膳(えびすぜん)。
よこ‐たわ・る【横たわる】
[動ラ五(四)] 1 横になる。横に寝る。「床に—・る」 2 横または水平に長くのびる。「国境に—・る大河」 3 前に立ちふさがっている。「前途に幾多の苦難が—・っている」 [動ラ下二]1...
よこ‐づち【横槌】
槌の一。丸木に柄をつけ、頭部の側面で打つ。砧(きぬた)や藁(わら)打ちなどに用いる。
よこて‐じま【横手縞】
横手地方で産する木綿の縞織物。
よこぶえ【横笛】
平家物語に登場する女性。建礼門院の雑仕(ぞうし)。平重盛の臣斎藤時頼(滝口入道)に愛され、出家した時頼のあとを追って尼となった。 源氏物語第37巻の巻名。光源氏49歳。柏木の一周忌と、柏木遺...
よこ‐め【横目】
1 顔の向きを変えず目だけで横の方を見ること。また、その目つき。「—でにらむ」 2 (「…を横目に」の形で)ちょっと見るだけで、かかわろうとしないこと。「騒動を—に通りすぎる」 3 木目や紙の目...