こころ‐おき【心置き】
心づかい。遠慮。気がね。「一緒に飲んでいるものが利害関係のないのも彼には—がなかった」〈有島・カインの末裔〉
そえ‐ことば【添え詞/添(え)言葉】
1 付け加えていう言葉。「自分の云い出した事を自分で打ち壊すような—を」〈有島・カインの末裔〉 2 助言。口添え。 3 古く、副詞・接続詞などのこと。
たし‐な・い【足し無い】
[形][文]たしな・し[ク] 1 不十分である。足りない。乏しい。「二人は又押し黙って闇の中で—・い食物を貪り喰った」〈有島・カインの末裔〉 2 苦しい。つらい。「恵(うつくし)を施して困(くる...
たち‐げ【立(ち)毛】
1 農作物の収穫する前の状態。「金では取れないと見ると帳場は—の中に押収してしまう」〈有島・カインの末裔〉 2 寝ないで立っている毛。
は‐ずえ【葉末】
1 葉の先。葉の先端。 2 子孫。末裔。「桓武天皇の御—」〈浄・傾城酒呑童子〉
バーブーダ‐とう【バーブーダ島】
《Barbuda》西インド諸島東部、アンティグアバーブーダの島。主島アンティグア島の北約40キロメートルに位置する。17世紀後半に英国から移住したコドリントン家と、サトウキビのプランテーションに...
びょう‐えい【苗裔】
遠い子孫。末孫。末裔。
ホッロークー【Hollókő】
ハンガリー北部の村。スロバキアとの国境に近いチェルハート山地の谷間に位置する。かつてモンゴル人の襲来から逃れてカスピ海沿岸から移住したトルコ系クマン人の末裔(まつえい)、少数民族パローツが住む。...
マイムーン‐きゅうでん【マイムーン宮殿】
《Istana Maimun》インドネシア、スマトラ島北部の都市メダンの市街中心部にある王宮。1888年にデリ人のスルターンにより建造。白い壁と黄色い柱や梁(はり)をもち、イスラムやヨーロッパの...
ま‐こと【誠/真/実】
《「真(ま)事(こと)(言(こと))」の意》 [名] 1 本当のこと。うそ・偽りのないこと。「うそから出た—」「—の武士」 2 誠実で偽りのない心。すなおでまじめな心。「—の情」「—を尽くす」...