こうざん‐じ【高山寺】
京都市右京区にある単立法人の寺。もと真言宗御室派の別格本山。山号は栂尾(とがのお)山。古く度賀尾寺といい、建永元年(1206)明恵(みょうえ)が再興して現寺号に改めた。石水院と、寺宝の鳥獣戯画巻...
こうしょう‐じ【興正寺】
京都市下京区にある浄土真宗の寺。山号は円頓山。文明年間(1469〜1487)経豪(きょうごう)が蓮如に帰依し、山科(やましな)で開創、本願寺に所属。明治9年(1876)独立し、興正派の本山となった。
こうふく‐じ【興福寺】
奈良市登大路町にある法相(ほっそう)宗の大本山。藤原氏の氏寺。南都七大寺の一。開創は7世紀中ごろ、藤原鎌足の死後、妻の鏡王女(かがみのおおきみ)が山城に建てた山階(やましな)寺に始まると伝えられ...
こうや‐さん【高野山】
和歌山県北東部の山地。標高1000メートル内外の山に囲まれた準平原。真言宗の総本山金剛峰寺(こんごうぶじ)と門前町の高野町(こうやちょう)がある。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道...
こくせい‐じ【国清寺】
中国浙江(せっこう)省の天台山にある寺。天台宗の総本山。隋の天台大師智顗(ちぎ)の遺言で建てた天台山寺を改名。日本の最澄が学び、また寒山・拾得(じっとく)が住したことで知られる。
こくたい‐じ【国泰寺】
富山県高岡市にある臨済宗国泰寺派の本山。山号は摩頂山。嘉暦2年(1327)後醍醐天皇から勅額を受けて慈雲妙意が開山。天文15年(1546)現在地に移転。
北海道釧路総合振興局厚岸(あっけし)...
こじま‐うすい【小島烏水】
[1873〜1948]登山家・随筆家。香川の生まれ。本名、久太。日本山岳会創立発起人で初代会長。山岳紀行に新生面を開いた。著「山の風流武者」「日本アルプス」など。
こんかいこうみょう‐じ【金戒光明寺】
京都市左京区黒谷町にある黒谷浄土宗の総本山。山号は紫雲山。開創は安元元年(1175)、開山は法然。浄土宗四箇本山の一。室町期には公武の尊崇を受けるが、応仁の乱後衰退。山越阿弥陀像および地獄極楽図...
こんごうしょう‐じ【金剛証寺】
三重県伊勢市朝熊(あさま)山にある臨済宗南禅寺派の別格本山。山号は勝峰山。開創は天長2年(825)、開山は空海。元中9年=明徳3年(1392)東岳文昱(ぶんいく)が中興、臨済宗となる。所蔵の朝熊...
こんごうぶ‐じ【金剛峰寺】
和歌山県伊都郡高野町にある高野山真言宗の総本山。山号は高野山。開創年代は弘仁7年(816)、開基は嵯峨天皇、開山は空海。明治5年(1872)まで女人禁制。不動堂・涅槃図などの国宝のほか重文多数。...