涼(すず)しい顔(かお)
自分にも関係があるのに、他人事のように知らん顔をしているようす。 [補説]文化庁が発表した令和4年度「国語に関する世論調査」では、「涼しい顔をする」を、本来の意味とされる「関係があるのに知らんぷ...
ステップ【steppe】
半乾燥気候下の樹木のない草原地帯。本来は、シベリア南西部から中央アジアにかけて広がる大草原をさす。広義には北アメリカのプレーリー、アルゼンチンのパンパス、アフリカやオーストラリアの砂漠に続く草原...
ストランディング【stranding】
本来は海にいるべき生物が岸に打ち上がること。ふつう、イルカやクジラなどが生きたまま座礁することをいう。→マスストランディング
ストレート‐ネック
《(和)straight+neck》本来は前方に反るように湾曲している頸椎(けいつい)が、まっすぐに近い状態になっていること。長時間のパソコン作業などで不自然な姿勢を取り続けると筋肉が緊張し、首...
ストレートバック‐しょうこうぐん【ストレートバック症候群】
本来は後方に反るように湾曲している胸椎が、まっすぐに近い状態になっていること。胸痛・動悸・息切れなどの症状が出ることが多く、心疾患と間違われることがあるが、心房中隔欠損症や僧帽弁閉鎖不全症などの...
砂(すな)を噛(か)むよう
あじわいやおもしろみが、まったくないたとえ。「—な味気ない食事」 [補説]文化庁が発表した平成30年度「国語に関する世論調査」では、「砂をかむような思いがした」を、本来の意味とされる「無味乾燥で...
スプリアス【spurious】
本来必要とされる所定の周波数帯を外れた信号成分。無線設備などが意図せずに発する不要な信号であり、電波障害の原因となる。そのため、日本では電波法によってその強度が制限されている。
すべから‐く【須く】
[副]《動詞「す」に推量の助動詞「べし」の付いた「すべし」のク語法から。漢文訓読による語》多くは下に「べし」を伴って、ある事をぜひともしなければならないという気持ちを表す。当然。ぜひとも。「学生...
スマート‐ドラッグ【smart drug】
集中力・記憶力・知的能力などを高める効果があるといわれる薬の総称。サプリメントのほか、本来の医療目的以外で服用する睡眠障害やてんかんの治療薬などを指す。スマドラ。
すみ‐いし【隅石】
石造り・煉瓦(れんが)造りの壁の出隅部分に積まれる石。本来は補強のために行われるが、装飾的なものが多い。