せい‐しょう【正賞】
正式の賞。主たる賞。表彰などの際に、金品の形で添えられる副賞に対して、本来の賞である賞状・賞杯などをさしていう。⇔副賞。
せいしょく‐かくり【生殖隔離】
本来、交配可能な二つの種の間で、地理的・生理学的・行動生物学的な要因により交配が起こらない状態。または交配が起こりにくい、もしくは起こったとしても生殖能力を有する雑種が生じない仕組みをさす。生殖...
せいそくいきがい‐ほぜん【生息域外保全】
絶滅の恐れがある野生の動植物を、本来の生息地ではなく別の場所において、人間の管理の下に保全すること。域外保全。⇔生息域内保全。
せいそくいきない‐ほぜん【生息域内保全】
絶滅の恐れがある野生の動植物を、本来の生息地において、自然環境を維持しつつ、その個体群や群落の保全を図ること。域内保全。⇔生息域外保全。
せい‐そく‐り【性即理】
中国哲学で、人間の本性こそが道徳行為の法則(理)であると説く朱子学の主張。朱子学では、人間に本来的にそなわっている道徳的本性と、各人が持って生まれた気質とを区別し、前者を理であるとする。→心即理
せい‐たい【整体】
手や足の力を用いて骨格を矯正し、筋肉や内臓など各部のバランスを整えて、本来の状態に戻すこと。整体術。整体療法。 [補説]整体師は、「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」に定め...
せいたいけいひがいぼうし‐がいらいしゅ【生態系被害防止外来種】
特定外来生物被害防止法による規制の対象外であるが、日本国内で生態系や人、農林水産業に悪い影響を及ぼす恐れのある生物。要注意外来生物に代わり平成27年(2015)より指定開始。環境省・農林水産省が...
せいたい‐ちょっこうせい【生体直交性】
生体内環境で、特定の分子と選択的に結合し、他の生体分子の官能基とは反応しない性質。生体分子の本来の機能を損なわせずに化学修飾を施すことが可能となる。→生体直交化学
せいたい‐てんじ【生態展示】
主に動物園で、動物の本来の生息環境をできるかぎり再現し、動物と環境全体を観察できる展示。生態的展示。→形態展示 →行動展示
せい‐てん【正転】
本来回転するべき方向に回転すること。正常回転。⇔逆転。 ⇔反転。