いん‐ぽん【印本】
印刷した書物。版本。
いん‐ぽん【院本】
《「行院本」の略。行院は、中国の金・元時代の俳優の居所》 1 金・元時代に演じられた演劇の一。また、その脚本。 2 義太夫節の浄瑠璃正本。丸本(まるほん)。
うかがい‐ぼん【伺(い)本】
もと検閲のために役所に差し出した本。特に芝居では、上演1週間前に提出した正副2通の台本をいう。第二次大戦後廃止。上げ本。
うきよ‐ぼん【浮世本】
⇒浮世草子(うきよぞうし)
うたい‐ぼん【謡本】
謡曲の詞章を書き、節付けの譜を傍記した本。謡曲を謡うためのテキストで、時代・流儀により体裁は多様。
腕(うで)一本(いっぽん)脛(すね)一本(いっぽん)
地位・財産もなく、自分のからだ以外に頼るものがないことのたとえ。
うら‐にほん【裏日本】
本州の日本海に面する地方を称した語。日本海沿岸地域。⇔表日本。
うんてん‐しほん【運転資本】
企業の経営において経常的に必要とされる資本。流動資産総額をさす場合と、流動資産から流動負債を差し引いた金額をさす場合とがあるが、通常は後者をいう。→設備資本
えいいん‐ぼん【影印本】
翻刻ではなく、影印で作った本。
えいしゃ‐ぼん【影写本】
原本を影写した写本。影鈔本(えいしょうぼん)。