ふんだ【札】
《「ふみた(札)」の音変化》文字を記した板。ふだ。「四尺の—を負ふ」〈霊異記・中〉
へ‐の‐ふだ【戸の札/籍帳】
古代、良民の戸籍。へのふみた。へふだ。
へ‐ふだ【戸札】
⇒へのふだ
へん‐さつ【返札】
返事の手紙。返書。返信。「翌日—とおぼしくて」〈盛衰記・二〉
べい‐さつ【米札】
江戸時代の藩札の一。米を兌換(だかん)準備としたもので、米の量とその金銭に換算した額が記してある。米券。
ほうげん‐ふだ【方言札】
標準語の使用を強制させるため、学校で方言を話した者に、罰として首から下げさせた木札。各地にあるが、特に沖縄で厳しく行われ、明治末から第二次大戦後まで用いられた。
ほう‐さつ【芳札】
他人を敬って、その手紙をいう語。芳翰(ほうかん)。
まいご‐ふだ【迷子札】
迷子になったときの用心に、住所・氏名などを記してつけておく札。
まもり‐ふだ【守り札】
神仏の力によって人を災難や病気から守るという札。社寺から受けて、身につけたり家にはったりする。護符。おまもり。おふだ。
まん‐さつ【万札】
「一万円札」の略。→一万円券1