みんぶしょう‐さつ【民部省札】
明治2年(1869)に民部省が発行した小額不換紙幣。同12年に廃止。省札。
む‐さつ【無札】
客が乗車券や乗船券、または入場券を持たないこと。「—乗車」
むな‐ふだ【棟札】
棟上げのとき、工事の由緒・年月日・建築者・工匠などを記して、棟木に打ちつける札。むねふだ。
むね‐ふだ【棟札】
「むなふだ」に同じ。
めくり‐ふだ【捲り札】
1 めくりカルタの異称。 2 花札やトランプで、めくるために場の中央に伏せて積んでおく札。
めんきょ‐かんさつ【免許鑑札】
官公庁が免許の証として交付する鑑札。
もじ‐ふだ【文字札】
歌ガルタに類する遊具。紙札に四書五経の文句、名所・魚鳥などの熟語などを書いたもの。これを散らしておいて、読み手が読み上げるのを取って遊ぶ。
もち‐の‐ふだ【餅の札】
近世、乞食などに年末に祝いの餅を施し、その印として家の門柱に張った札。「弱法師(よろぼふし)わが門ゆるせ—/其角」〈猿蓑〉
もち‐ふだ【持(ち)札】
1 トランプや花札で、参加者が手もとに持っている札。手札。 2 手もとにあって、必要に応じていつでも使える人やもの。
もん‐さつ【門札】
1 居住者の氏名を書いて門に掛けておく札。表札。門標(もんぴょう)。 2 武家屋敷で、出入りの商人などに下付した通用門の通行許可の木札。