おお‐たば【大束】
[名]大きな束。⇔小束。
[名・形動] 1 大ざっぱなこと。また、そのさま。大まか。雑。「悪く—なことを言って落着いているよ」〈紅葉・多情多恨〉 2 偉そうな態度をすること。また、そのさま。...
お‐やくそく【御約束】
1 「約束1」の尊敬語・謙譲語。 2 特定の状況で、大多数から次の展開として期待される物事。また、映画や小説などで、定番の状況設定や典型的な物語の展開。「夏の浜辺で—の曲」「—の落ちで爆笑する」...
かえ‐しょうぞく【替(え)装束】
能または狂言で、普通のものとは異なった面や装束を用いること。また、その演出。
かさね‐しょうぞく【襲装束】
舞楽で舞人が着用する装束の一。鳥兜(とりかぶと)・袍(ほう)・半臂(はんぴ)・下襲(したがさね)・指貫(さしぬき)・忘れ緒・糸鞋(しがい)・踏掛(ふがけ)などからなる。また、略式で楽人も用いる。...
かさね‐そうぞく【襲装束】
⇒かさねしょうぞく
かじ‐しょうぞく【火事装束】
消火に従事する人の服装。江戸時代は、火消しが作業服として着たものと、警備用に武家が用いたものとがある。火事頭巾(かじずきん)・火事羽織・野袴(のばかま)などを着用した。
から‐しょうぞく【唐装束】
唐綾・唐絹・唐織物などで作った晴れの服装。からそうぞく。
から‐そうぞく【唐装束】
⇒からしょうぞく
から‐やくそく【空約束】
約束を守らないこと。また、守られなかった約束。そらやくそく。
かりぎぬ‐そうぞく【狩衣装束】
狩衣に狩袴(かりばかま)または指貫(さしぬき)、烏帽子(えぼし)などをつけた服装。「皆出で立ちて、—をして」〈宇津保・吹上上〉