しちり‐けっぱい【七里けっぱい】
「しちりけっかい(七里結界)」の音変化。「我輩は元来(じたい)束縛されるのが嫌いだからね、官員なぞは—だ」〈魯庵・社会百面相〉
しっ‐こく【桎梏】
《「桎」は足かせ、「梏」は手かせの意》人の行動を厳しく制限して自由を束縛するもの。「因襲の—から逃れられない」
しつ【質】
[音]シツ(漢) シチ(呉) チ(呉)(漢) [訓]たち ただす [学習漢字]5年 〈シツ〉 1 ものを成り立たせている中身。「質量/異質・音質・均質・硬質・材質・実質・水質・等質・特質・品質...
しつ‐ねん【失念】
[名](スル) 1 うっかり忘れること。ど忘れ。物忘れ。「約束を—して失礼しました」 2 仏語。記憶をさまたげる心の作用。
し‐てい【指定】
[名](スル) 1 人・時・所・事物などを特にそれとさして決めること。「—の時刻」「約束の場所を—する」 2 行政官庁が法令によって特定の資格を与えること。「国定公園に—する」
してき‐ゆいぶつろん【史的唯物論】
《(ドイツ)historischer Materialismus》マルクス主義の歴史観。歴史の発展の原動力は、社会的生産における物質的生産力とそれに照応する生産関係とからなる社会の経済的構造にあ...
しな‐やか
[形動][文][ナリ] 1 弾力があってよくしなうさま。「—な足腰」「—な枝」 2 動きやようすがなめらかで柔らかなさま。「—な身のこなし」「—な革」 3 姿態などがなよなよして上品なさま。たお...
しに‐いちばい【死に一倍】
親が死んで遺産が入ったら、元金を倍にして返すと約束して借金すること。また、その借金。「はや—三百目の借り手形」〈浮・一代男・一〉
しに‐いでたち【死に出で立ち】
「死に装束」に同じ。
しに‐しょうぞく【死に装束】
1 死者に着せる衣服。 2 切腹するときの白装束。