そう‐がん【早雁】
秋に早く渡って来る雁(がん)。
そう‐げい【送迎】
[名](スル)行く人を送り、来る人を迎えること。おくりむかえ。「客を車で—する」
そう‐ろう【滄浪/蒼浪】
あおあおとした波。蒼波(そうは)。「—の水の上、夜伽(よとぎ)に雁鴎の傍近く来るも可笑(おか)しく」〈露伴・新浦島〉 (滄浪)川の名。中国湖北省を流れる漢水の一部の異称という。
そくら
(「そくらをかう」の形で)おだてること。けしかけること。そくろ。「源三位毎夜—をかひに来る」〈柳多留・一二〉
そ‐して
[接]「そうして」に同じ。「冬が去り、—春が来る」
そよ‐そよ
[副] 1 風が静かに心地よく吹くさま。また、風に吹かれて草木の葉などがかすかに音をたてて揺れ動くさま。「春風が—(と)吹く」「木の葉が—(と)揺れる」 2 広く、物の触れ合う音や物の動くときに...
そわ・る【添わる】
[動ラ五(四)]付け加わる。加わって増す。「青みがかった色が—・って来る」〈荷風・ふらんす物語〉
ぞよ‐ぞよ
[副]小さい虫などが多く集まっているさま。ぞろぞろ。「塗渡(とわた)る蟻、散る蜘蛛の子とうようよ—沸き出でて来るのは」〈二葉亭・浮雲〉
たい‐き【待機】
[名](スル)準備をととのえて機会の来るのを待つこと。「救護班が—する」「自宅—」
たい‐しょ【大所】
1 小さな点にこだわらない、広くて大きな立場。 2 晴れの場所。「無上の上手なりとも、又、目利(めきき)、—にてなくば、よく出で来る事あるべからず」〈花伝・六〉