お‐いり【御入り】
入って来ることの意の尊敬語。おいで。御入来。「今日(こんにち)は早速の—で誠に御苦労様に存じまする」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
お‐いり‐あ・る【御入りある】
[動ラ四] 1 「行く」「来る」「ある」「居る」の尊敬語。「天子はどこへ—・ったことはないほどに」〈史記抄・孝文本紀〉 「明宗は沙漠に御座あるほどに、卒とは—・るまいとて」〈勅規桃源鈔・一〉 2...
おう‐が【枉駕】
《乗り物の方向をわざわざ変えて訪ねて来る意から》相手の来訪を敬っていう語。枉車(おうしゃ)。枉顧(おうこ)。「御—の栄を得たく」
おおくにぬし‐の‐みこと【大国主命】
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子、または6世の孫とされ、出雲大社の祭神。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行ったが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上し...
おお‐こうもり【大蝙蝠】
翼手目オオコウモリ科の哺乳類の総称。体長約30センチのものが多い。日本にはエラブオオコウモリ・オガサワラオオコウモリなどがいる。目が大きく、果実を食べ、ときに大群をなして果樹園に来る。
大見得(おおみえ)を切(き)・る
1 歌舞伎で、役者が特に際だった見得の所作をする。 2 自信のあることを強調するために大げさな言動をとる。また、出来もしないことを出来るように言う。
おお‐ん【御/大御】
[接頭]《「おおみ(大御)」の音変化。「おほむ」とも表記》 1 神仏・天皇や貴族に関する語に付いて、高い尊敬の意を表す。 ㋐主体自身や所有の主を敬う場合。「—かみ(大御神)」「—ぞ(御衣)」 ㋑...
おくれ‐ばせ【遅れ馳せ/後れ馳せ】
1 他の人よりも遅れて駆けつけること。「—に来る」 2 時機に遅れること。「—ながらお礼を申し上げます」
お‐こし【御越し】
「行くこと」「来ること」の意の尊敬語。「—を願う」
おこた・る【怠る】
[動ラ五(四)] 1 すべきことをしないでおく。なまける。また、気をゆるめる。油断する。「学業を—・る」「注意を—・る」 2 病気がよくなる。快方に向かう。「発作が、夏が来ると共に、漸く—・り出...