いわ‐れ【謂れ】
《動詞「い(言)う」の未然形+受身の助動詞「る」の連用形から》 1 物事が起こったわけ。理由。「—のないうわさ」「無視される—はない」 2 由緒。来歴。「—のある土地」「家宝の—」
おく‐がき【奥書】
1 著作や写本などの巻末の、著者名・書写年月日・来歴などについての書き入れ。識語(しきご)。 2 官公署で、書類に記載された事項が真正であることを証明するために末尾に書く文。 3 芸能で、奥義伝...
かたり‐あい【語り間】
能の間(あい)狂言の一。中入りの間に、狂言方がワキの質問に対して故事来歴などを語るもの。また、その役。居語りと立ち語りがある。
けい‐ず【系図】
1 先祖から子孫に至る一族の系統を書き記した表。系譜。家譜。家系図。 2 由来。来歴。「古典派音楽の—をたどる」
じ‐れき【事歴】
物事がこれまでたどってきた道すじ。物事の来歴。
す‐じょう【素性/素姓/素生/種姓】
1 血筋。家柄。また、生まれ育った境遇。生まれ。育ち。「—を明かす」「氏(うじ)—」 2 来歴。身もと。 3 出所。由緒。いわれ。「—の確かな品」
ティヤ【Tiya】
エチオピア南西部の村。首都アジスアベバの南西約260キロメートルに位置する。村の周辺で、解読されていない文字や幾何学模様、剣や枕などの浮き彫りが刻まれた、来歴が不明の石碑群が発見されており、考古...
ねん‐れき【年歴/年暦】
経歴。来歴。「—の詳にすべからざる神秘の古事記が」〈雪嶺・真善美日本人〉
みかわものがたり【三河物語】
江戸前期の自伝。3巻。大久保彦左衛門忠教(ただたか)著。元和8年(1622)成立。主家徳川氏と大久保一族の来歴を、子孫への教戒のために覚書ふうに記したもの。
めい【銘】
1 金石・器物などに事物の来歴や人の功績を記したもの。「碑に—を刻む」 2 特にすぐれた物品につける特定の名。「—を付ける」 3 製作物に入れる製作者の名。 4 心に刻み込んでいる戒めなどの言葉...