くき【群来】
魚が産卵のために沿岸に大群で来ること。特に、ニシンについていう。→鰊群来(にしんくき)
くろ‐ねごろ【黒根来】
黒色の根来塗(ねごろぬり)の漆器。
け【来】
動詞「く(来)」の連用形「き」の上代東国方言。「水鳥の発(た)ちの急ぎに父母に物言(は)ずけにて今ぞ悔しき」〈万・四三三七〉
けいおう‐かいらい【継往開来】
先人の事業を受け継ぎ、発展させながら未来を切り開くこと。
けい‐らい【頃来】
このごろ。ちかごろ。頃日(けいじつ)。
け‐らい【家来】
1 主君や主家に仕える者。家臣。従者。 2 親・尊族を敬い礼を尽くすこと。転じて、他人に礼を尽くすこと。「文籍(ぶんせき)にも—といふことあるべくや」〈源・藤裏葉〉 3 朝廷の公事(くじ)や故実...
けんど‐ちょうらい【捲土重来】
《杜牧「題烏江亭」の「巻土重来未(いま)だ知る可からず」から》物事に一度失敗した者が、非常な勢いで盛り返すこと。けんどじゅうらい。「—を期する」
げつ‐らい【月来】
数か月以来。数か月このかた。
こ【来】
動詞「く(来)」の命令形。平安時代までは「よ」をつけない形で用いられた。→来(く)る「この寮(つかさ)に詣(まう)で—」〈竹取〉
こう‐らい【光来/高来】
他人を敬って、その来訪をいう語。おいで。光臨。「御—を仰ぐ」