サライ【Sarai】
ロシア連邦、ボルガ川下流のボルゴグラード付近および河口付近にある新旧二つの遺跡。ともに13〜14世紀、キプチャク‐ハン国の首都として繁栄した。 [補説]「薩来」とも書く。
さんきらい【山帰来】
1 サルトリイバラ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。全体にサルトリイバラに似るが、とげはない。夏、白い小花を開く。中国・インドシナ・インドに分布。地下の根茎を漢方で利尿・解熱・解毒薬にする。 2 ...
さんごく‐でんらい【三国伝来】
インドから中国または朝鮮半島を経て日本に伝わってきたこと。三国相伝。「—の文化」
さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい【三十三間堂棟由来】
浄瑠璃「祇園女御九重錦(ぎおんにょうごここのえにしき)」の三段目だけを上演する場合の別外題。柳の精のお柳が、一子緑丸と別れを告げる場。
さん‐にょらい【三如来】
天竺(てんじく)伝来の3体の如来。長野善光寺の阿弥陀如来、京都嵯峨清涼寺の釈迦(しゃか)如来、京都因幡堂の薬師如来。
ざい‐らい【在来】
これまであったことや、行われていたこと。また、そのもの。今までどおり。「—の風習」
しし‐やらい【鹿矢来/猪矢来】
⇒鹿垣(ししがき)
しじょうこう‐ぶっちょうにょらい【熾盛光仏頂如来】
仏身の毛穴から熾盛の光明を発するという如来。
しゃば‐いらい【娑婆以来】
久しぶりに会ったときに使うあいさつの語。江戸時代、通人仲間で用いた。また、特に遊郭内で知人に出会ったときにも用いた。「—是(これ)は是はとそり返り」〈柳多留・三〉
しゅう‐らい【襲来】
[名](スル) 1 激しい勢いでおそいかかってくること。来襲。「敵機が—する」「蒙古(もうこ)—」 2 古くから受け継ぐこと。「久く—せる門閥の弊を廃し」〈田口・日本開化小史〉