こ‐ずえ【梢/杪】
《木の末の意》木の幹や枝の先。木の先端。木末(こぬれ)。
すわえ【楚/楉/杪】
《「ずわえ」「すばえ」とも》 1 木の枝や幹からまっすぐ伸び出た、若く細い小枝。すえだ。「ほそき—をしてさし寄せむに」〈枕・二四四〉 2 刑罰に用いるむち。しもと。「毎(つね)に九百段の鉄の—も...
びょう‐か【杪夏】
《「杪」は、すえ、終わりの意》夏の終わり。晩夏。
びょう‐しゅう【杪秋】
《「杪」は、すえ、終わりの意》 1 秋の終わり。晩秋。 2 陰暦9月の異称。杪商(びょうしょう)。
びょう‐しゅん【杪春】
《「杪」は、すえ、終わりの意》 1 春の終わり。晩春。暮春。 2 陰暦3月の異称。
びょう‐しょう【杪商】
《「杪」は終わりの意。「商」は五音(ごいん)の一つで、四季では秋に当てる》「杪秋」に同じ。
びょう‐とう【杪冬】
《「杪」は、すえ、終わりの意》 1 冬の終わり。晩冬。 2 陰暦12月の異称。
へご【桫欏/杪欏】
ヘゴ科の常緑の木生シダ。高さ約10メートル、直径約30センチに達する。幹の頂に、長さ約2メートルの羽状に裂けている葉が数枚、傘状に広がってつく。日本では九州・沖縄・小笠原などに分布。幹を装飾品、...