かさね‐さかずき【重ね杯】
1 大・中・小を重ねてひと組とする杯。組み杯。 2 何杯も続けて酒を飲むこと。
かため‐の‐さかずき【固めの杯】
人と人との結びつきや約束事を確かにするために、杯を取り交わして酒を飲むこと。「—を交わす」
かん‐ぱい【乾杯/乾盃】
[名](スル)杯の酒を飲み干すこと。特に、喜びや祝福の気持ちを込め、杯を差し上げたり触れ合わせたりして、酒を飲むこと。「—の音頭をとる」「二人の門出を祝い、—する」
がん‐ぱい【眼杯】
脊椎動物の目の発生過程の一段階。前脳から突出した左右一対の眼胞の先端部が、内側へくぼみこんで杯状になったもの。内層がやがて網膜に、外層は色素層に分化する。
きくか‐の‐さかずき【菊花の杯】
「菊の杯」に同じ。きっかのさかずき。
きく‐の‐さかずき【菊の杯】
菊の宴で、杯に菊の花を浮かべて長寿を祝うこと。また、その酒杯。菊の酒。菊花の杯。
きん‐ぱい【金杯/金盃】
金製または金めっきのさかずき。
ぎょく‐はい【玉杯/玉盃】
玉で作ったさかずき。また、さかずきの美称。
ぎん‐ぱい【銀杯/銀盃】
銀製または銀めっきのさかずき。
くだり‐さかずき【下り杯】
地方向けに上方(かみがた)で作られた安物の杯。多く江戸で用いられた語。「—一つ、薫物(たきもの)一貝とりて」〈浮・一代男・二〉