とう‐さん【東山】
《「とうざん」とも》東方の山。
「東山道」の略。「義仲も—北陸両道をしたがへて」〈平家・七〉
とう‐さん【東讃】
《讃岐東部の意》香川県東部地域の称。さぬき市・東かがわ市・三木町からなる。広義には、離島を含む高松市以東全域をさす。→中讃 →西讃
とう‐さんしょう【東三省】
中国東北地方の旧称。清代におかれた黒竜江省・吉林省・奉天省(今の遼寧省)の三省に由来。
とうさん‐どう【東山道】
五畿七道の一。東海道と北陸道に挟まれた地帯で、現在の、中部・関東・東北の山地を中心とする地域。近江(おうみ)・美濃・飛騨・信濃・上野(こうずけ)・下野(しもつけ)・出羽・陸奥(むつ)の8か国。明...
とう‐ざい【東西】
[名] 1 東と西。また、その方向。「—に走る道路」 2 東洋と西洋、関東と関西、東側諸国と西側諸国などの意。「—の文化」「洋の—を問わない」「古今—」 3 世間。また、世間の事柄や事情。「—...
東西(とうざい)眩(く)・る
「東西を失う」に同じ。「—・れ果てて、さらに御返事ものたまはず」〈伽・物くさ太郎〉
とうざい‐しすう【東西指数】
偏西風の南北方向の蛇行の程度を表す指数。この指数が大きいと東西の流れが卓越し、小さいと南北に蛇行していることを示す。ふつう、北緯40度と60度の気圧が500ヘクトパスカルとなる高度の差、またはそ...
とうざい‐とうざい【東西東西】
[感]《もと相撲で、東から西までおしずまりなさい、という意で言い始めたという》興行物などで口上を述べるときに、また、ざわめきをしずめるときなどに言う語。東西。とざいとうざい。
とうざい‐なんぼく【東西南北】
東と西と南と北。四方。また、あちらこちら。諸方。「—から人が集まる」 [補説]書名別項。→東西南北
とうざいなんぼく【東西南北】
与謝野鉄幹の第1詩歌集。明治29年(1896)刊行。