東西南北(とうざいなんぼく)の人(ひと)
《「礼記」檀弓上から》住所が定まらず、諸方をさまよい歩く人。放浪者。
とうざいぶんがくひかくひょうろん【東西文学比較評論】
高安月郊の文芸評論集。大正5年(1916)刊。
とうざい‐や【東西屋】
《口上の始めに「東西東西」と言ったところから》人に雇われて、街頭などで広告の口上を述べる人。ひろめや。
とうざいゆうき【東西遊記】
橘南谿(たちばななんけい)の「東遊記」と「西遊記」との併称。
とうざい‐れいせん【東西冷戦】
第二次大戦後、1947年から、1989年の米ソ首脳による冷戦終結宣言(または1991年のソ連崩壊)まで続いた、米国を中心とする西側自由主義諸国と、ソ連を中心とする東側社会主義諸国による政治・軍事...
東西(とうざい)を失(うしな)・う
方向を見失う。方角がわからなくなる。途方に暮れる。東西眩(く)る。「山の中にして道に迷(まど)ひて—・ひつ」〈今昔・一三・一〉
東西(とうざい)を弁(べん)ぜず
西も東もわからない。物事をわきまえない。東西をわきまえず。東西を知らず。
とうし‐てつどう【東支鉄道】
⇒東清(とうしん)鉄道
とう‐しゅ【東首】
頭を東に向けて寝ること。東枕(ひがしまくら)。「孔子も—し給へり」〈徒然・一三三〉
とう‐しゅう【東周】
⇒周(しゅう)