いた‐かす【板粕/板糟】
圧搾され板状に固まっている酒かす。
いた‐かぶ【板株】
近世、書物の版木を所有する権利。現在の版権にあたる。
いた‐かべ【板壁】
板張りの壁。
いた‐からど【板唐戸】
1枚または数枚の板の上下を端食(はしば)み、または裏桟(うらざん)で止めた扉。→桟唐戸
いた‐がえし【板返し】
1 板葺(ぶ)き屋根の板を葺きかえること。 2 玩具の一。小さな長方形の板をいくつもつなぎ、その端の板を持ってぶら下げると板の表が次々と現れ、その端板を返すと、裏が次々と出てくるようにこしらえた...
いた‐がき【板垣】
板で作った垣。板塀。
いたがき【板垣】
姓氏の一。 [補説]「板垣」姓の人物板垣征四郎(いたがきせいしろう)板垣退助(いたがきたいすけ)
いた‐がき【板欠き】
「板決(いたじゃく)り」に同じ。
いたがき‐せいしろう【板垣征四郎】
[1885〜1948]陸軍大将。岩手の生まれ。関東軍参謀として満州事変に主導的役割を果たした。近衛・平沼内閣の陸相、支那派遣軍総参謀長を歴任。第二次大戦後、極東国際軍事裁判でA級戦犯とされ、絞首刑。
いたがき‐たいすけ【板垣退助】
[1837〜1919]政治家。土佐の人。愛国公党を結成し民撰議院設立建白書を提出、また土佐に立志社をつくり自由民権運動を指導した。明治14年(1881)自由党を結成。同31年、大隈重信と日本最...