板(いた)に上(のぼ)・す
出版する。上梓(じょうし)する。
いた‐の‐ま【板の間】
1 板敷きの部屋。板敷きの所。 2 銭湯・温泉場の脱衣場。
いたのま‐かせぎ【板の間稼ぎ】
銭湯などの脱衣場で、他人の衣服・金品などを盗むこと。また、その者。板場稼ぎ。
いた‐の‐もの【板の物】
板を芯(しん)に平たく巻いた絹織物。いたもの。いた。
いた‐のり【板海苔】
生ノリを刻んで簀(す)の上に並べた木枠に流し込み、乾燥させたもの。ごく薄い板状になることから。
いた‐ば【板場】
1 料理屋で、まな板を置く所。調理場。板前。 2 菓子屋で、のし板を置く所。 3 (関西地方で)日本料理の料理人。板前。「—の修業」
いた‐ばさみ【板挟み】
《板と板との間に挟まれて身動きできない意から》対立する二者の間に立ってどちらに付くこともできず、苦しむこと。「義理と人情との—」
いたばし【板橋】
東京都北部の区名。中山道(なかせんどう)の第一の宿、板橋宿から発展。神事芸能の田遊びが演じられる北野神社・諏訪神社がある。昭和22年(1947)練馬区を分区。人口53.5万(2010)。
いたばし‐く【板橋区】
⇒板橋
いた‐ばね【板発条】
板状のばね。数枚を重ね合わせたものを重ね板ばねという。