めん‐いた【面板】
旋盤の加工物取り付け工具の一。放射状にT形溝が設けてあり、主軸にねじ込まれて回転する円板。複雑な形状の加工品を保持するのに使用。
もん‐かんばん【紋看板】
江戸時代、歌舞伎劇場の看板の一種。主な役者の名を、それぞれの定紋や役柄の下に1枚ずつに分けて書いたもの。作者や振り付けの名などのものもある。
や‐いた【矢板】
建築・土木の基礎工事で、土砂の崩壊や水の浸入を防ぐため、地盤に打ち込む板状の杭(くい)。木製・鋼製・鉄筋コンクリート製などがある。
やいた【矢板】
栃木県中北部の市。中世は塩谷氏の城下町。電気機械工業・木工業や農業が行われる。人口3.5万(2010)。
やすり‐ばん【鑢板】
がり板のこと。やすりのような細かい刻み目がある。
やね‐いた【屋根板】
屋根を葺(ふ)くのに用いる板の総称。葺(ふ)き下地となる野地板・杮板(こけらいた)など。サワラ・杉などの木材を薄く割ったもの。
ゆか‐いた【床板】
建物の床に張ってある板。
ゆり‐いた【揺り板】
玄米に混じっている籾(もみ)などを選別するのに用いる農具。浅い木箱状で、前方をひもでつり、後方を手で持ち、揺すって分ける。
ゆるぎ‐の‐いた【揺の板】
⇒前板(まえいた)2
ようがい‐の‐いた【要害の板】
近世の兜(かぶと)の眉庇(まびさし)の裏面に添えて打った薄い鉄板。見上げの板。