ふみ‐まくら【文枕】
1 文殻(ふみがら)を丸めて芯とした枕。「方々の文殻ばかり、一つに集めてこれ—を二つこしらへておいた」〈洒・通人の寐言〉 2 枕の下に手紙を入れておくこと。また、その手紙。「ういこのういこの憂き...
ぼうず‐まくら【坊主枕】
「括(くく)り枕」に同じ。
まくら【枕】
1 寝るときに頭をのせる寝具。「—が変わると眠れない」「氷—」「ひざ—」 2 寝ている頭の方。また、頭のある方角。「東を—に寝る」 3 寝ること。宿ること。「旅—」 4 長い物を横たえるとき、下...
みず‐まくら【水枕】
ゴム製の、中に水や氷を入れて使う枕。発熱のときなどに、頭を冷やす。
夢(ゆめ)の手枕(たまくら)
夢の中で恋しい人がしてくれる手枕。また、うたた寝に見る夢。非常にはかないことのたとえ。「逢ふさへ—」〈謡・絵馬〉
ゆめ‐まくら【夢枕】
夢を見ている枕もと。
よう‐ちん【葉枕】
葉柄の、茎に付く所にある膨らんだ部分。