りんせい‐ぶし【林清節】
歌念仏の一派。寛文〜元禄(1661〜1704)ごろに京都で活躍した日暮(ひぐらし)林清が創始。浄瑠璃各派の曲節にも取り入れられた。
りん‐せん【林泉】
1 林や泉水を配して造った庭園。 2 世を逃れて隠れ住む地。
りんせんしゅう【林泉集】
中村憲吉の第2歌集。大正5年(1916)刊。
りんぜつ【輪舌/倫説/林雪/林説】
俗箏(ぞくそう)・筑紫箏(つくしごと)などで、特に細かい手法を用いる純器楽曲の曲名。のちの「乱(みだれ)(乱輪舌)」の原形とされるもので、三味線・一節切(ひとよぎり)などにも移されている。
りん‐そう【林相】
木の種類や生え方などによる、森林の様相。「門のように迫った両側の丘の—も」〈大岡・野火〉
りん‐そう【林葬】
四葬の一。死骸を林野に捨て鳥獣に施す葬法。野葬。
りん‐そう【林藪】
1 草木の茂ったところ。 2 草深い田舎。 3 物事の多く集まるところ。
りん‐ち【林地】
林業の対象とする土地。
りんち‐ざんざい【林地残材】
樹木を伐採した後、未利用のまま林地に残されている根株や枝条などをいう。
りん‐ちゅう【林中】
林のなか。林間。