ひと‐で【人手】
1 人の手。人間のしわざ。「—の加わっていない原生林」 2 働く人。働き手。「—が余る」 3 他人の力。他人の働き。「—に頼る」「—を借りる」 4 他人の手中。他人の所有。「田畑を—に渡す」「所...
ひ‐ど・る【火取る】
[動ラ五(四)]火であぶる。さっと焼く。「茶ヲ—・ル」〈和英語林集成〉
ひな‐の‐しゃくじょう【雛の錫杖】
ヒナノシャクジョウ科の多年生の菌従属栄養植物。本州中部地方の暗い森林に自生。地下茎は小さな塊状。葉緑素を欠き、白色で、高さ3〜15センチ。葉は鱗片(りんぺん)状。夏、茎の先に白い筒状の花が集まっ...
ひねくれいっさ【ひねくれ一茶】
田辺聖子の長編小説。小林一茶の人生を描く。平成4年(1992)刊。翌年、第27回吉川英治文学賞受賞。
ひの【日野】
滋賀県南東部、蒲生(がもう)郡の地名。もと蒲生氏の城下町。日野屋と称する近江(おうみ)商人の本拠地。製薬や林業が盛ん。
ひ‐の‐き【檜/檜木】
ヒノキ科の常緑高木。山地に自生するが、多くは植林。高さ30〜40メートル。樹皮は赤褐色で縦に裂け、小枝に鱗片(りんぺん)状の葉が密に対生する。4月ごろ、雄花と雌花とがつき、球形の実を結ぶ。材は淡...
ひのはてから【日の果てから】
大城立裕の小説。平成5年(1993)刊。太平洋戦争末期の沖縄戦が主題。同年、第21回平林たい子文学賞受賞。
ひ‐ばかり【日計/熇尾蛇/竹根蛇】
ナミヘビ科の爬虫類。森林の水辺などにすみ、全長約50センチで、暗褐色。かまれると1日のうちに死ぬというところからこの名があるが、実際は無毒。本州・四国・九州に分布する。
ひば‐さん【比婆山】
広島県北東部、庄原(しょうばら)市北部にある山。比婆山地の一峰。標高1299メートル。山頂には比婆山伝説の主人公である伊弉冉尊(いざなみのみこと)を葬ったとされる円墳があり、県史跡。1平方キロメ...
ひ‐みず【日不見】
1 モグラ科の哺乳類。体形はモグラに似て小さく、体長9〜11センチ。尾は長い。日本特産で、本州以南の山林の茂み・笹やぶにすみ、地中にトンネルを掘ってミミズや昆虫を食ベ、地上にもかなり出歩く。ひみ...