ふくろう【梟】
1 フクロウ科の鳥。全長約50センチ、全身灰褐色。目が顔の前面に並び、くちばしは短く、鉤(かぎ)状。夜、羽音をさせずに飛び、野ネズミやウサギなどを捕食する。ユーラシアの温帯・寒帯に広く分布。日本...
ふくろ‐おおかみ【袋狼】
フクロネコ科の哺乳類。外形はオオカミに似る。体長1〜1.3メートル、尾長50〜55センチ。体色は淡褐色で背から尾にかけ暗色の横縞がある。タスマニア島の森林に生息したが、移民による大量捕殺により絶...
ふくろ‐みち【袋道】
「袋小路(こうじ)」に同じ。「ついに党派と伝授との—に堕ちて行った」〈小林秀雄・実朝〉
ふけ【更/深】
1 深くなること。夜・季節・年月などがふけること。「夜—」「はかなくもわが世の—を知らずしていざよふ月を待ちわたるかな」〈千載・雑上〉 2 (深)「深田(ふけた)」の略。〈和英語林集成〉→ふかだ...
ふざいじぬし【不在地主】
小林多喜二の小説。昭和4年(1929)刊行。
ふたば‐がき【二葉柿】
フタバガキ科フタバガキ属の植物の総称。約70種が東南アジア熱帯に分布し、熱帯多雨林の重要な構成種。高さ約50メートルとなり、葉は卵形または長楕円形。ラワン材として利用される。
ふたば‐らん【二葉蘭】
ラン科の多年草。高山の針葉樹林下に生え、高さ約10センチの茎の中ほどに、柄のない広卵形の葉が2枚対生する。夏、茎の先に褐緑色の花を穂状につける。
ふたり‐しずか【二人静】
センリョウ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約30センチ。茎の上部に葉が二対対生し、十字状をなす。4、5月ごろ、葉の間から花穂を2または3本出し、白い小花を多数つける。実は緑色で球形。さおとめば...
ふっき‐そう【富貴草】
ツゲ科の常緑多年草。山林中に自生。横に伸びる地下茎から茎が斜めに立ち上がり、高さ約30センチ。葉は長楕円形で、厚く、互生するが輪生状に見える。春から夏、花びらのない白い雄花と雌花とが穂状に密につ...
フック【hook】
[名](スル) 1 鉤(かぎ)。鉤形の留め金。衣服の合わせ目を留める金具。ホック。 2 物を引っかけるための器具。鉤。 3 ボクシングで、腕を鉤形に曲げて、相手の側面を打つこと。また、その打撃。...