ゆめかたり【夢かたり】
後藤明生の長編小説。昭和50年(1975)「海」誌に連載。昭和51年(1976)刊、同年第5回平林たい子賞受賞。
ゆわん‐だけ【湯湾岳】
鹿児島県、奄美大島にある山。標高694メートル。亜熱帯広葉樹林が広がり、アマミノクロウサギ・ルリカケスなど貴重な動物が生息する。
ユンガス【Yungas】
ボリビア西部、アンデス山脈東部、レアル山群の北東に広がる地方名。ラパスとサンタクルスを結ぶ線より北側をさす。雨が多く雲霧林に覆われ、アマゾン川水系の河川が深い谷を刻む。温暖な気候で、コーヒーや柑...
ユージーン【Eugene】
米国オレゴン州西部の都市。ウィラメットバレーの南端、ウィラメット川とマッケンジー川の合流点に位置する。1870年に鉄道が通じ、農林産物の集散地として発展。ワイン生産が盛ん。オレゴン大学が所在。
ユートピアきこう【ユートピア紀行】
評論家・詩人の伊藤信吉による評論。昭和48年(1973)刊行。有島武郎、宮沢賢治、武者小路実篤ら、独自のユートピアを追求した文学者たちをとりあげて論じる。第2回平林たい子文学賞(評論部門)受賞。
ユーマンディ【Eumundi】
オーストラリア、クイーンズランド州南東部、サンシャインコースト内陸部の町。ブリスベーンの北約120キロメートルに位置し、鉄道で結ばれる。林業およびバナナの生産が盛ん。毎週水曜・土曜に開かれるフリ...
よう‐げき【要劇】
重要な職務にあって忙しいこと。〈易林本節用集〉
ようしゅうくんぷう【揚州薫風】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の松の間を飾る。鑑真の生まれ故郷である中国揚州の風景を墨一色で描いたもの。昭和55年(1980)に「桂林月宵(けいりんげっしょう)」...
よう‐む【洋鵡】
インコ科の鳥。全長35センチくらい。全体に淡灰色で尾が赤く、くちばしは黒い。アフリカの森林にすむ。古くから飼い鳥とされ、物まねが巧み。
ようれい‐りん【幼齢林】
林分の年齢区分の一つ。一般に成長の早い樹種で10〜20年生、遅い樹種で30年生以下の森林をさす。→壮齢林 →老齢林