ば・てる
[動タ下一]《「疲れ果てる」の「果てる」から出て、もとスポーツ選手などの間で用いられていた語》すっかり疲れてしまう。くたびれて動けなくなる。へたばる。「暑さつづきで—・てる」
バーンアウト【burnout】
燃え尽きること。心身のエネルギーが尽き果てること。→バーンアウトシンドローム
バーンアウト‐シンドローム【burnout syndrome】
燃えつき症候群。つらい仕事に起因するストレスのために心身のエネルギーが尽き果ててしまった状態。心的疲労感・空虚感・自己嫌悪・作業能力の低下などが主症状。米国の精神分析医H=フロイデンバーガーによ...
ひえ‐い・る【冷え入る】
[動ラ四] 1 寒さが身にしみとおる。冷えきる。「雪の降りたりし暁に立ちやすらひて、わが身も—・るやうにおぼえて」〈源・幻〉 2 体温がなくなる。生気が失せる。「ただ冷えに—・りて、息はとく絶え...
ひ‐かん【被官/被管】
1 律令制で、上級官庁に直属する下級官庁のこと。また、その官吏。 2 中世、官吏の私的な使用人、武家の家臣・奉行人および寺社の奉公人など。被官衆。 3 「被官百姓」の略。 4 近世、町家の下男・...
ひき‐こ・す【引(き)越す】
[動サ五(四)] 1 「ひっこす」に同じ。「東京へ—・す、—・すって毎日のように云って」〈漱石・虞美人草〉 2 引いて越える。また、越える。「船をささ波の山に—・して」〈欽明紀〉 3 他のものを...
ひた‐ぶる【頓/一向】
[形動][文][ナリ] 1 いちずなさま。ひたすら。「—な態度」「—に思いを寄せる」 2 完全にその状態であるさま。「—に煙にだになし果ててむと思ほして」〈源・夕霧〉 3 向こう見ずなさま。また...
ひ‐はい【疲憊】
[名](スル)疲れ果てて弱ること。疲労困憊(ひろうこんぱい)。「徹夜仕事が続いてすっかり—する」
ひる【干る/乾る】
[動ハ上一][文][ハ上一]《上代の上二段活用動詞「ふ」の上一段化》 1 水分がなくなってかわく。「池がひる」 2 潮がひいて海底が現れる。干潮になる。「潮がひる」 3 果てる。終わる。かたがつ...
びょう【渺】
[音]ビョウ(ベウ)(漢) 遠くはるかなさま。果てしないさま。「渺漠・渺渺・渺茫(びょうぼう)/縹渺(ひょうびょう)」