いっしょう‐ます【一升枡】
1升の量を入れる枡。
いっと‐ます【一斗枡】
1斗の容量をはかる枡。斗枡(とます)。
いれこ‐ます【入れ子枡】
入れ子1に作った一組の枡。
えど‐ます【江戸枡】
江戸枡座が製作した枡。一升枡で、方5寸、深さ2寸5分。官許を得て東国33か国で販売された。→京枡(きょうます)
おお‐ます【大枡】
普通のものより大形の枡。伊勢・甲州など各地にあった。
きょう‐ます【京枡】
戦国時代から京都を中心に用いられた枡。豊臣秀吉によって全国統一の公定枡とされた。1升(しょう)枡は、方4寸9分(約15センチ)、深さ2寸7分(約8センチ)。江戸初期には容量を異にする江戸枡も使用...
こうしゅう‐ます【甲州枡】
江戸時代、甲斐国で使用された枡。容積は京枡の約3倍。武田氏以来の枡という。
さか‐ます【酒枡】
酒などを量るのに使う柄のついた枡。
しきり‐ます【仕切り枡】
⇒升(ます)3
しょう【升】
[常用漢字] [音]ショウ(呉)(漢) [訓]ます のぼる 〈ショウ〉 1 容量の単位。10合。「一升」 2 のぼる。「升堂」 3 穀物が実る。転じて、世の中がよく治まる。「升平」 [補説]2...