かれ‐は・てる【枯れ果てる】
[動タ下一][文]かれは・つ[タ下二]すっかり枯れてしまう。「—・てた晩秋の野」
かれはのなかのあおいほのお【枯葉の中の青い炎】
辻原登の短編小説。平成16年(2004)「新潮」誌に発表され、翌平成17年(2005)第31回川端康成文学賞受賞。同作を標題作とする作品集には「ちょっと歪んだわたしのブローチ」「野球王」など全6...
かれ‐ば・む【枯ればむ】
[動マ五(四)]草木が枯れそうなようすになる。枯れかかる。「庭の木々が—・む」
かれ‐ぶし【枯(れ)節】
《「かれふし」とも》三枚におろしたカツオを煮て、いぶして作った荒節の表面を削り、黴(かび)付けを行ったもの。ふつう黴付けの回数が2〜3回のものをいう。→鰹節[補説]
かれ‐やま【枯れ山】
草木の枯れた山。《季 冬》
か・れる【枯れる】
[動ラ下一][文]か・る[ラ下二] 1 草木が、水分などがなくなり、生命を保つことができなくなる。花や葉が変色したり、落ちたりする。「作物が—・れる」「葉が—・れる」 2 張りやみずみずしさがな...
がれ【枯れ】
[語素] 1 草木が枯れること。また、枯れはてたさま。「末(うら)—」「夏—」「冬—」「霜—」 2 その物がなくなってしまうこと、また、尽きはてたさま。「品—」「資金—」
こ【枯】
[常用漢字] [音]コ(漢) [訓]かれる からす 1 草木がかれる。ひからびる。「枯槁(ここう)・枯骨・枯死・枯草」 2 (「涸」の代用字)水がかれて無くなる。「枯渇」 3 おちぶれる。衰える...
こ‐かつ【枯渇/涸渇】
[名](スル) 1 水がかれること。かわいて水分がなくなること。「泉が—する」 2 物が尽きてなくなること。「資源が—する」「創造力が—する」
こかつ‐すいせいかく【枯渇彗星核】
⇒彗星小惑星遷移天体