しめ‐ころも【染め衣】
色を染めた衣。「—をまつぶさに取り装ひ」〈記・上・歌謡〉
しめ‐ゆう【染め木綿】
染めた木綿。「肥人(こまひと)の額(ぬか)髪結へる—の染みにし心」〈万・二四九六〉
し・める【染める】
[動マ下一][文]し・む[マ下二] 1 色にそまるようにする。また、においなどを深く入り込ませる。「煮—・める」「たき—・める」「香の紙のいみじう—・めたる」〈枕・三六〉 2 深く感じ入れさせる...
そめ【染め】
染めること。また、染めた色や染めたもの。「—に出す」「—がよくない」「絞り—」
そめ‐あがり【染(め)上(が)り】
染め上がること。また、その出来栄え。「—がよい」
そめ‐あげ【染(め)上げ】
染め上げること。また、その出来栄え。「きれいな—」
そめあげ‐もん【染(め)上げ紋】
染め抜きにした紋。染め紋。
そめ‐あ・げる【染(め)上げる】
[動ガ下一][文]そめあ・ぐ[ガ下二]ある色に染めて仕上げる。そめおえる。「紺色に—・げる」
そめ‐いい【染め飯】
クチナシの実で山吹色に染めた強飯(こわめし)。駿河国瀬戸(現在の静岡県藤枝市内)の名物で、静岡県の郷土料理。
そめ‐いと【染(め)糸】
染めた糸。色糸。