よんばい‐たい【四倍体】
通常の生殖細胞の4倍の染色体を有する倍数体。しばいたい。
リトマス‐ごけ【リトマス苔】
リトマスゴケ科の地衣類。海岸の岩上に生え、淡黄色で、樹枝状に分かれる。地中海地方・西アフリカ沿岸に分布。色素は試薬になり、かつては羊毛の染色に使われた。
りゅうさんか‐ゆ【硫酸化油】
ひまし油などの脂肪油を濃硫酸と反応させ、水酸化ナトリウムやアンモニアなどのアルカリ性水溶液で中和したもの。19世紀半ば、オスマン帝国時代の赤色の天然染料、トルコ赤の染色の助剤として利用されたため...
レトロウイルス【retrovirus】
核酸としてRNA(リボ核酸)をもち、生体細胞に感染すると逆転写酵素が働いてDNA(デオキシリボ核酸)に転写され、宿主の染色体に組み込まれるウイルスの総称。乳腺腫ウイルス・エイズウイルス(HIV)...
れん‐さ【連鎖/聯鎖】
[名](スル) 1 物事が互いにつながっていること。また、そのつながり。「放火事件が—して起こる」 2 同一の染色体上にある二つ以上の遺伝子が一緒に次代に受け継がれる、メンデルの独立の法則に従わ...
ろうがき‐ぞめ【蝋描(き)染(め)】
生地に木蝋・パラフィンなどで模様を描いて防染し、染めたのち、木蝋などを取り除いて模様を出す染色法。
ろう‐ぞめ【蝋染(め)】
蝋で防染して模様を染め出す染色法。﨟纈(ろうけち)など。
ログウッド【logwood】
1 クロウメモドキ科の小高木。米国テキサスからメキシコにかけての乾燥草原に分布。材からログウッドブルーとよばれる染料をとる。 2 マメ科の常緑高木。葉は羽状複葉。花は黄色。心材からヘマトキシリン...
ローダミン【rhodamine】
独特の鮮紅色の塩基性染料。アミノフェノールと無水フタル酸から得られる。木綿・レーヨン・皮革などの染色に用いる。
ワイ‐せんしょくたい【Y染色体】
性染色体の一。雌では同型、雄では異型であるときの、雄にだけある性染色体。雄性の決定や精子形成に関与する。→X染色体