りゅう‐しょく【柳色】
青々とした柳の色。
りゅう‐じょ【柳絮】
白い綿毛のついた柳の種子。また、それが春に飛び漂うこと。《季 春》「ひとすぢの—の流れ町を行く/普羅」
りゅう‐じょう【柳条】
柳の枝。柳枝。
りゅうじょうこ【柳条湖】
中国、東北地方の遼寧(りょうねい)省東部にある瀋陽(しんよう)の北郊の地名。
りゅうじょうこう‐じけん【柳条溝事件】
⇒柳条湖(りゅうじょうこ)事件
りゅうじょうこ‐じけん【柳条湖事件】
昭和6年(1931)9月18日、柳条湖で日本の関東軍が南満州鉄道の線路を爆破した事件。関東軍はこれを中国軍の行為として出兵し、満州事変の口火を切った。従来、事件発生地は「柳条溝」とされてきたが、...
りゅう‐はつ【柳髪】
女性の髪の美しさを柳の枝にたとえた語。「—風にたをやかに」〈謡・昭君〉
りゅう‐び【柳眉】
柳の葉のように細く美しいまゆ。美人のまゆのたとえ。やなぎのまゆ。
柳眉(りゅうび)を逆立(さかだ)・てる
美人がまゆをつり上げて怒るようすをいう語。「—・て一気にまくしたてた」
りゅう‐よう【柳腰】
柳の枝のように細くしなやかな腰。美人の腰をたとえていう語。やなぎごし。