しば‐はし【柴橋】
柴などの雑木でつくった橋。庭園の池などに架け渡す。
しば‐びと【柴人】
柴を刈る人。柴刈り。「—のすさみにもうたふ程の女とて」〈浮・一代男・二〉
しばび‐の‐かい【柴火の会】
山野で柴を集めて火をたき、釜をかけて催す茶会。野点(のだて)。
しば‐ぶえ【柴笛】
シイ・カシなどの若葉を唇に当てて強く息を吹き、笛のように吹き鳴らすもの。
しば‐ぶき【柴葺き】
柴で屋根をふくこと。また、その屋根。
しば‐ぶね【柴舟】
1 (「しばふね」とも)刈り取った柴を積んで運ぶ舟。 2 1をかたどり、表面にショウガ糖を塗ったせんべい。金沢の名菓。
しば‐べや【柴部屋】
薪などをしまっておく小屋。「—にしのびて物の陰より覗けば」〈浮・一代男・七〉
しばまた【柴又】
東京都葛飾(かつしか)区の地名。柴又帝釈天の門前町。
しばまた‐かいどう【柴又街道】
東京都葛飾区金町から江戸川区南小岩までの道路の呼び名。沿線に柴又帝釈天などがある。
しばまた‐たいしゃくてん【柴又帝釈天】
東京都葛飾区にある日蓮宗の寺。山号は経栄山。正式名称は題経寺。寛永6年(1629)日忠が創建。日敬の中興。日蓮の作と伝えられる帝釈天(たいしゃくてん)を本尊とする。庚申(こうしん)の日が縁日(宵...