せんなり‐がき【千成り柿】
シナノガキの別名。
たる‐がき【樽柿】
渋柿を空いた酒樽に詰め、樽に残るアルコール分で渋を抜いて甘くした柿。樽抜き。
つち‐がき【土柿】
ツチグリの別名。
つり‐がき【釣(り)柿】
「吊(つ)るし柿」に同じ。
つるし‐がき【吊るし柿】
渋柿の皮をむき、ひもや縄につるして干し、甘くしたもの。つりがき。《季 秋》「湖へ傾く町の—/蓼汀」
ときわ‐がき【常磐柿】
カキノキ科の常緑高木。幹は黒く、雌雄異株。7月上旬に花が咲き、11月下旬に直径1.5センチほどの実が黄色く熟する。
にたり‐がき【似たり柿】
カキの一品種。御所柿(ごしょがき)に似るが、甘味が少ない。
はちや‐がき【蜂屋柿】
柿の一品種。岐阜県美濃加茂市蜂屋町原産の渋柿。果実は長楕円形で頂部がとがる。干し柿にする。
ひき‐がき【引(き)柿/曳き柿】
布などに柿渋(かきしぶ)を引くこと。また、その布。「あひあひ—したる摺り尽しの直垂(ひたたれ)に」〈義経記・一〉
くすべ‐がき【燻べ柿】
⇒ふすべがき(燻べ柿)