ふすべ‐がき【燻べ柿】
渋柿の皮をむいてかまどやいろりの上につるし、いぶして甘くしたもの。くすべがき。
ふたば‐がき【二葉柿】
フタバガキ科フタバガキ属の植物の総称。約70種が東南アジア熱帯に分布し、熱帯多雨林の重要な構成種。高さ約50メートルとなり、葉は卵形または長楕円形。ラワン材として利用される。
ふで‐かき【筆柿】
柿の一品種。甘柿で、実は縦に細長い形をしている。
ふゆう‐がき【富有柿】
カキの一品種。岐阜県原産の甘柿で、実は橙黄色の扁球形。ふゆがき。《季 秋》
ぶどう‐がき【葡萄柿】
シナノガキの別名。
ほし‐がき【干(し)柿/乾し柿】
渋柿の皮をむいて天日で干し、甘くしたもの。干し方により、串柿(くしがき)・つるし柿・転柿(ころがき)などとよぶ。《季 秋》
まめ‐がき【豆柿】
シナノガキのうち、果実がやや大きくて球形のもの。柿渋を採取し、また甘柿の台木にする。《季 秋》
やま‐がき【山柿】
カキノキ科の落葉高木。山地に自生し、葉は広楕円形で互生。6月ごろ、黄緑色の花が咲き、果実は小さく渋い。カキの原種といわれ、台木として利用。老木の心材は黒く、調度品に用いる。
やまと‐がき【大和柿】
御所柿(ごしょがき)の別名。