えい‐きょ【盈虚】
1 月が満ちたり欠けたりすること。盈虧(えいき)。 2 栄えることと衰えること。
えい‐こ【栄枯】
1 草木の茂ることと枯れること。 2 栄えることと衰えること。盛衰。「—常なし」
老(お)い木(き)に花(はな)
一度衰えたものがまた栄えることのたとえ。
おちくぼものがたり【落窪物語】
平安時代の物語。4巻。作者不詳。源氏物語よりもやや早い成立か。中納言忠頼の娘が、継母にいじめられて落窪の間に押し込められるが、左近少将道頼に迎えられ、中納言一家も栄える。継子いじめという陰湿な主...
門(かど)広(ひろ)・し
一族が多くなるさま。一族が栄えるさま。「その後なむ—・くもなり侍る」〈竹取〉
枯(か)れ木(き)に花(はな)
いったん衰えたものが再び栄えることのたとえ。
きょう‐えい【共栄】
幾つかのものが、共に栄えること。「共存—」
きょうそん‐きょうえい【共存共栄】
[名](スル)二つ以上のものが、争うことなく、ともに生き、ともに栄えること。
こう‐えい【光栄】
[名・形動](スル) 1 業績や行動を褒められたり、重要な役目を任されたりして、名誉に思うこと。また、そのさま。「—の至り」「身に過ぎて—なこと」 2 栄えること。栄えさせること。「みな戦死して...
さい‐わ・う【幸ふ】
[動ハ四]《「さきわ(幸)う」の音変化》幸運にめぐりあう。栄える。特に、女性が結婚をして幸せになる。「御娘八人おはしき。みなとりどりに—・ひ給へり」〈平家・一〉