そく‐せん【塞栓】
血管やリンパ管の内部で、血液のかたまり(血栓)や外から流入した異物が血液やリンパ液によって運ばれ、脈管の細い部分をふさぐこと。栓塞。→塞栓症 [補説]血管やリンパ管を詰まらせているもの(塞栓子)...
たん‐すいせん【単水栓】
水栓の一種。混合水栓に対して、水と湯のどちらか一方だけを吐水口から出す水栓のこと。
てんか‐せん【点火栓】
⇒点火プラグ
のう‐けっせん【脳血栓】
脳動脈に動脈硬化などによって生じた血液の塊が詰まるために起こる疾患。片麻痺(へんまひ)・失語などの症状がみられ、時間がたつにつれて強くなる。脳血栓症。→脳梗塞
のう‐せん【膿栓】
口蓋扁桃(こうがいへんとう)など、扁桃2の表面の穴に溜まる乳白色の塊。体外から進入した細菌やそれを駆除した白血球の残骸・老廃物・食べかすなどの集まりで、強い悪臭を放つ。
のう‐そくせん【脳塞栓】
心臓にできた血栓や、まれには脂肪・腫瘍(しゅよう)細胞などの塊が流れてきて、脳の動脈に詰まる疾患。症状は脳血栓と同様で、突発的に起こることが多い。脳塞栓症。→脳梗塞
はい‐そくせん【肺塞栓】
下肢などの静脈に生じた血栓などが肺動脈に入り、閉塞するために起こる疾患。胸痛・呼吸困難やショック状態を呈する。
はな‐せん【鼻栓】
1 鼻にする栓。競泳・アーティスティックスイミングの選手などが用いる。ノーズクリップの類。 2 木造建築で、材の枘穴(ほぞあな)に他材の枘を貫いたあと、その突出部分に打って固定する木栓。
ばいよう‐せん【培養栓】
菌類や細胞組織などを培養する容器を封入する栓。空気中の雑菌は通さず、酸素や二酸化炭素などのガスは通す。ウレタンやシリコーン樹脂製のものがある。
へい‐せん【閉栓】
[名](スル) 1 瓶などの口を栓で密封すること。「コルクで—する」⇔開栓。 2 水道・ガスなどの使用をやめること。「ガスの—作業」⇔開栓。