けんびきょうてき‐たはつけっかんえん【顕微鏡的多発血管炎】
ANCA関連血管炎の一つ。腎臓・肺・皮膚・末梢神経などに分布する、顕微鏡で観察できる太さの微小血管に炎症が起こる病気。出血や血栓の形成により、臓器や組織に血流障害や壊死が起こり、機能の低下をきた...
こうぎょうこ‐ざい【抗凝固剤】
血液が凝固しないようにする薬剤。血栓症・心筋梗塞(しんきんこうそく)の治療や輸血などの際に用いられる。ヘパリン・ワルファリンなど。抗凝血薬。抗凝固薬。→抗血小板剤
こうけっしょうばん‐ざい【抗血小板剤】
血小板の働きを抑制する薬剤。血小板が凝縮して血栓を形成しにくくする。アスピリン・クロピドグレル・チクロピジンなど。抗血小板薬。→抗凝固剤
こうそくがた‐しんきんしょう【拘束型心筋症】
心筋症の一つ。心室の拡張や肥大はなく、心筋の収縮力も正常であるのに、心室の筋肉が硬くなり、拡張不全になる。進行すると心不全・不整脈・塞栓症などが起こる。原因が不明な特発性拘束型心筋症と、アミロイ...
こうそ‐ざい【酵素剤】
酵素を用いた医薬品。消化をよくするジアスターゼやパンクレアチン、血栓を溶解するウロキナーゼ、炎症を緩和するリゾチームなど。
こうりんししつこうたい‐しょうこうぐん【抗燐脂質抗体症候群】
自己免疫疾患の一つ。細胞膜のリン脂質に反応する自己抗体が血液中に生じることにより、血液が凝固しやすくなり、血栓症・習慣流産・血小板減少症などを発症する。原発性は指定難病の一つ。全身性エリテマトー...
コック【cock】
1 水道・ガスなどの管に取りつけ、流路の開閉や流量の調節に用いる簡単な弁。活栓。「ガスの—をひねる」 2 ゴルフで、バックスイングの際、クラブを握る両手首を曲げて角度をつけること。 3 陰茎。男...
コルク【(オランダ)kurk】
幹の樹皮の外側部分に発達する保護組織の一。軽くて弾力性に富み、熱・電気・音・水などにすぐれた耐性を示すので、栓や防音・保温材などに利用。キルク。
コルク‐ぬき【コルク抜き】
コルクの栓を抜く道具。ふつう先のとがった鉄線を螺旋(らせん)状に装置したもの。
コロップ
《(オランダ)prop(栓)から》コルクの栓。