ウェスト‐すいせい【ウェスト彗星】
1975年8月、デンマークのリチャード=ウェストが発見した彗星。1976年2月に近日点を通過した際、核が四つに分裂して急激に増光。同年2月から3月にかけて見かけの尾の長さが20度に達する大彗星に...
うちゅう‐ジェット【宇宙ジェット】
宇宙空間で見られるジェット現象の総称。原始星の双極分子流、電波銀河や活動銀河核に伴う光速に近い速度のプラズマ流などが知られる。いずれも重力源となる中心天体の周囲に降着円盤のような円盤状の構造が形...
うちゅう‐せん【宇宙線】
太陽や宇宙空間の多様な天体から絶え間なく地球に注ぐ放射線の総称。大気圏に飛び込んでくる高エネルギーの放射線を一次宇宙線といい、約90パーセントは陽子、残りの大部分はヘリウムの原子核からなる。それ...
うちゅうせん‐しょうしゃねんだい【宇宙線照射年代】
隕石の年代決定法の一。隕石の元となる母天体が破壊されてから、高エネルギーの宇宙線にさらされて生じる核反応生成物の量で年代を測定する。また、地球上には宇宙線は降り注がないため、放射性崩壊の減少から...
うちゅう‐の‐はれあがり【宇宙の晴(れ)上(が)り】
ビッグバン以来、膨張を続ける宇宙の歴史において、電磁波が初めて自由に伝播できるようになった時期、またはその現象。超高温・高密度の状態で始まった宇宙は膨張に伴い平均温度が下がり、約3000〜400...
ウッタル‐プラデシュ【Uttar Pradesh】
《北の地の意味》インド北部にある州。ヒンドスタン平原の中核を占め、古くから同国の政治・経済・文化の中心地。バラナシ・アグラなど観光資源が豊富な都市が多い。州都はラクノウ。
梅(うめ)は食(く)うとも核(さね)食(く)うな、中(なか)に天神(てんじん)寝(ね)てござる
《「核」は、生梅の種。また、種の仁は飛梅の伝説から、俗に天神様と呼ばれる》生梅の種には毒があるから食べてはいけないという戒め。
ウラシル【uracil】
核酸の構成成分の一。RNA(リボ核酸)にだけ含まれ、ピリミジン塩基の一。DNAから転写されるときにチミンの配列場所に組み込まれ、アデニンと対応する。
ウラン【(ドイツ)Uran】
アクチノイドに属する天然放射性元素の一。単体は銀白色の金属。閃(せん)ウラン鉱(ピッチブレンド)やカルノー石などに含まれる。天然に存在するウランの同位体は3種あり、質量数238が99.276パー...
ウランかこう‐しせつ【ウラン加工施設】
核燃料サイクルにおいて、濃縮ウランの再転換や燃料の加工成型などを行う施設の総称。ウラン濃縮工場で濃縮された六弗化ウランを二酸化ウランに再転換する再転換工場や、二酸化ウランやMOXの粉末を焼き固め...