プライマー【primer】
1 入門書。手引き書。 2 DNAの合成・複製に必要な核酸の断片。鋳型となるDNAとプライマーが相補的に結合した後、DNAポリメラーゼの作用によって、プライマーの一方の端を起点として、鋳型DNA...
プラスミド【plasmid】
細胞内にあり、核や染色体とは独立して存在する遺伝子。環状DNA(デオキシリボ核酸)であることが多く、遺伝子工学では大腸菌などのものをベクターとして用いる。
プラズマ【plasma】
1 高度に電離した物質の正イオンと電子とが混在している状態。特に、超高温において電子をはぎ取られた裸の原子核が飛び回っている状態。 2 血漿(けっしょう)。 3 原形質。
プラズマジーン【plasmagene】
細胞質に存在する遺伝子。細胞質遺伝子。核外遺伝子。
プリン‐たい【プリン体】
《purine base》DNAを形作る核酸の材料になる塩基で、動物性食品に豊富に含まれる。このプリン体の最終代謝産物の尿酸の量が多すぎると、痛風が発症することもある。
プル‐サーマル
《プルトニウムの「プル(plu)」と、サーマルリアクター(熱中性子炉)の「サーマル(thermal)」を合わせた和製語》軽水炉などの熱中性子炉で、従来の濃縮ウランの代わりに、プルトニウムを含むM...
プルトニウム【plutonium】
アクチノイドに属する超ウラン元素の一。ウランに重水素を衝撃させて作った人工放射性元素。単体は銀白色の金属で、発火しやすい。質量数239の同位体は、ウラン238が中性子を吸収してでき、容易に核分裂...
プルトニウムせいさん‐ろ【プルトニウム生産炉】
原子爆弾の原料となるプルトニウムを生産する原子炉。黒鉛減速炉で天然ウランを核分裂させ、使用済み燃料からプルトニウムを分離・抽出する。
プルトニウム‐ばくだん【プルトニウム爆弾】
プルトニウム239を核分裂物質として用いた原子爆弾。長崎に投下されたのはこの種のもの。
プレッパー【prepper】
《「備える人」の意》大災害や経済の崩壊、戦争などに備えて、食料を備蓄したり核シェルターを作ったりする人。プレッパーズ。