せいたい‐ぶんし【生体分子】
生体に含まれ、生命現象で重要なはたらきをもつ高分子の有機化合物の総称。たんぱく質・脂質・核酸・ホルモン・糖・アミノ酸などを指す。生体物質。
せいたい‐まく【生体膜】
原形質を包んでいる膜構造の総称。細胞膜・核膜・ミトコンドリア膜・小胞体膜・液胞膜など。
せい‐でんき【正電気】
原子核がもっている電気。また、絹布でガラス棒を摩擦したときにガラスに生じる電気、およびそれと同質の電気。符号は+で表す。正電荷。陽電気。陽電荷。→負電気
セイファート‐ぎんが【セイファート銀河】
米国の天文学者セイファート(C.K.Seyfert)が1943年に発見した、銀河系外の活動銀河の一。小さな明るい核をもち、スペクトルは幅の広がった輝線を示す。
せいぶつかがく‐へいき【生物化学兵器】
生物兵器と化学兵器。核兵器に比べると材料の入手や製造などが容易であることから、「貧者の核兵器」とも呼ばれる。
せいみつ‐しほう【精密司法】
大量の証拠資料に基づいて詳細な事実認定を行う、日本の刑事司法の特徴的な手法を表す言葉。日本では、犯罪の動機・背景から社会的影響まで事件の詳細な真相解明が社会的にも求められることから、伝統的に精密...
せいみつじしんかんそく‐しつ【精密地震観測室】
長野市松代町にある気象庁の地震観測所。旧日本軍が大本営を同地に移転するために建設した地下坑道を利用して、昭和22年(1947)年より地震観測を開始。全世界の中規模以上の地震の精密な観測と通報を主...
せいり‐がく【性理学】
中国で宋代から明代にかけて隆盛だった儒学の一学説。漢・唐代の訓詁(くんこ)学に対し、宇宙の原理としての理を究明し、人間の本性を明らかにしようとしたもの。宋学の中核をなす。
せかい‐エイズけっかくマラリアたいさくききん【世界エイズ・結核・マラリア対策基金】
開発途上国におけるエイズ・結核・マラリアの予防・治療・介護支援等の事業に対して資金支援を行う国際的な財団。2002年設立。本部はジュネーブ。世界基金。
せかい‐ききん【世界基金】
「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」の略。