だいあん‐じ【大安寺】
奈良市大安寺町にある高野山真言宗の別格本山。南都七大寺の一。推古天皇25年(617)聖徳太子の発願で建立された熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)に始まると伝え、その後、十市郡に移り百済(くだら)大寺...
だいいち‐ぎ【第一義】
1 最も大切な根本的な意義、または価値。「教育の—」「—的な問題」 2 仏語。最高の道理。究極の真理。勝義。
だいいち‐てつがく【第一哲学】
アリストテレスの哲学で、自然的存在などの特殊な存在ではなく、存在を存在一般として問題にし、その根本原理を研究する部門。形而上学。
だい‐ぜんてい【大前提】
1 論理学で、三段論法の2前提のうち、大概念を含む前提。 2 あるものの、成立・存在の根本となる条件。「人命尊重が—だ」
だい‐ちょう【台帳】
1 商店で、売買の金額などを記しておく帳簿。大福帳。「仕入れ—」 2 ある物事の基礎的な事実を記載しておく帳簿。「土地—」 3 歌舞伎の上演用脚本。せりふ・ト書きなどが毛筆で書かれたもの。台本。...
だい‐とう【大塔】
1 大きな塔。 2 密教寺院の七堂の一つで、大規模な多宝塔。また特に、多宝塔で、初重が円形平面のもの。根来寺(ねごろじ)大塔など。
高野山金剛峰寺の根本大塔のこと。
だい‐どう【大道】
1 幅の広い道。大通り。また、その路上・道ばた。「—で物を売る」 2 人の行うべき正しい道。根本の道徳。「政(まつりごと)の—を誤る」
だいに‐ぎ【第二義】
主眼の意義でないこと。根本的な問題でないこと。
だいにち‐きょう【大日経】
真言三部経の一。7巻。唐の善無畏(ぜんむい)・一行(いちぎょう)の共訳。真言密教の根本経典で、大日如来の説法を編したもの。大毘盧遮那(だいびるしゃな)成仏神変加持経。毘盧遮那経。
だいにち‐にょらい【大日如来】
《(梵)Mahāvairocanaの訳。音写は摩訶毘盧遮那(まかびるしゃな)。光明遍照とも訳す》真言密教の教主。宇宙の実相を仏格化した根本仏。像は宝冠をつけ結髪した菩薩(ぼさつ)形に表される。曼...