ごとく‐ち【後得智】
仏語。ものの本質の絶対平等を悟る根本智が得られたあとで、その平等に即して差別相があることを知る智。
さいきょう‐じ【西教寺】
滋賀県大津市坂本にある天台宗真盛(しんぜい)派の総本山。山号は戒光山。聖徳太子の草創と伝える。文明18年(1486)真盛が中興、念仏の根本道場とした。客殿は伏見城の遺構という。境内に明智光秀の墓...
さいだい‐じ【西大寺】
岡山市東区西大寺にある高野山真言宗の寺。山号は金陵山。開創は天平勝宝3年(751)、開基は藤原泰明の娘で皆足(みなたる)姫、開山は安隆。2月第3土曜日に行われる会陽(えよう)(裸祭)は奇祭とし...
さい‐とう【西塔】
東西両塔のうち西にある塔。
比叡山延暦寺の三塔の一。根本中堂の西北方の地域で、釈迦堂(しゃかどう)を中心にした堂塔の総称。
さか‐のぼ・る【遡る/溯る/泝る】
[動ラ五(四)] 1 流れに逆らって上流に進む。「川を—・る」 2 物事の過去や根本にたちかえる。「歴史を—・る」「本源に—・って考える」 [可能]さかのぼれる
さくら‐かい【桜会】
昭和5年(1930)橋本欣五郎・根本博らの陸軍中堅将校によって結成された、満州問題解決とそのための国家改造を行動目的とする団体。満州事変の前後、三月事件・十月事件を企てた。
さ‐ね【実/核】
《「真(さ)根(ね)」の意》 1 果実の中心にある堅い部分。種。 2 板と板をつなぎ合わせるとき、一方の板の側面に作る細長い突起。 3 陰核。 4 障子や壁の下地となる骨組み。壁下地。 5 根本...
さんぎょう‐かくめい【産業革命】
《industrial revolution》18世紀後半に英国に始まった、技術革新による産業・経済・社会の大変革。19世紀前半にはヨーロッパ各国に広がった。機械設備をもつ大工場が成立し、大量生...
さん‐ぼういん【三法印】
小乗仏教で、仏教の根本的な理念を示す旗印である三つの教理。諸行無常、諸法無我、涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)。
さんぼういん‐りゅう【三宝院流】
真言宗醍醐派の一派。醍醐寺三宝院門跡初代勝覚を祖とする。東密根本十二流、小野六流、醍醐三流などの一。