し‐こん【支根】
主根から分かれて出た根。側根。
し‐こん【歯根】
歯の歯槽(しそう)部にあり、象牙質がセメント質で覆われている部分。
し‐こん【紫根】
1 ムラサキの根。古くはその煮汁を染料とした。漢方では解熱・解毒薬に用いる。 2 「紫根色」に同じ。
した‐ね【下根】
下方に伸びている根。また、下に隠れて見えない根。「たづの住む沢べの蘆の—解け汀萌え出づる春はきにけり」〈後拾遺・春上〉
した‐の‐ね【舌の根】
舌のねもと。舌のつけね。
舌(した)は禍(わざわい)の根(ね)
言葉は災難を招くもとであるということ。口は禍の門(かど)。
しちゅう‐こん【支柱根】
地上にある幹や枝から出て地中に入り、支柱のような形態になった根。タコノキやマングローブなどにみられる。
しま‐ね【島根】
《「ね」は接尾語》島。島国。「岩が根の荒き—に宿りする君」〈万・三六八八〉
しまね【島根】
中国地方中央部の県。日本海に面する。もとの出雲(いずも)・石見(いわみ)・隠岐(おき)の3国を占める。県庁所在地は松江市。人口71.6万(2010)。
しみ‐だいこん【凍み大根】
大根を適当な大きさに切って寒中に凍らせたあと、乾燥させたもの。