いとう【伊東】
静岡県、伊豆半島東海岸の市。温泉保養地で、泉質は単純温泉・塩化物泉など。港は遠洋漁業の根拠地、観光港。ミカン・ツツジの栽培が盛ん。人口7.1万(2010)。
いとど
[副]《副詞「いと」の重なった「いといと」の音変化という》 1 程度が以前よりもはなはだしいさま。いっそう。いよいよ。「夕されば—干(ひ)がたきわが袖に秋の露さへ置き添はりつつ」〈古今・恋一〉 ...
いと‐なます【糸膾】
魚肉・大根・ニンジンなどを細く切って、三杯酢であえた料理。
いど‐やかた【井戸屋形】
井戸のそばに柱を立てて、その上に屋根を設けただけの簡単な建物。
いなさ‐の‐はま【稲佐の浜】
島根県東部、出雲(いずも)市西部に広がる砂浜海岸。国譲りの神話で知られる浜。陰暦10月10日、出雲大社に全国から集まるという神々がこの浜に上陸するといわれ、神迎えの神事(神迎祭)が行われる。夏は...
いなしき【稲敷】
茨城県南部の市。霞ヶ浦と利根川に挟まれた水郷地帯。平成17年(2005)3月に江戸崎町、新利根町、桜川村、東町が合併して成立。人口4.7万(2010)。
い‐なり【居成り】
1 動きが感じられないこと。そのままの状態にあること。「今日見れば花も杉生(すぎふ)になりにけり風は—に吹くと見れども」〈散木集・六〉 2 奉公人が年季があけても、そのまま奉公を続けること。また...
いにしえ‐びと【古人】
1 昔の世の人。古人(こじん)。「—の心なほく、詞みやびやかに」〈歌意考〉 2 前に親しくしていた人。昔なじみ。旧知。「眉根(まよね)掻き下いふかしみ思へるに—をあひ見つるかも」〈万・二六一四〉
いぬ‐がんそく【犬雁足】
コウヤワラビ科のシダ。山地に生え、根茎は太く横にはう。栄養葉は長さ約1メートル。胞子葉は秋に出て短く、葉身は退化している。
いぬ‐くぐり【犬潜り】
犬が出入りできるように垣根や塀などに設けた小さい穴。