まるば‐ぎしぎし【丸葉羊蹄】
タデ科の多年草。高山の湿地に生え、高さ約20センチ。葉は腎臓形で縁が波打ち、根際から多数出る。夏、緑色か紅緑色の小花を総状につける。実には翼がある。腎葉酸葉(じんようすいば)。
まるむね‐づくり【円棟造(り)】
唐門(からもん)などの屋根の勾配(こうばい)を中高につくったもの。
まる‐やね【丸屋根/円屋根】
半球形の屋根。ドーム状の屋根。→丸天井
まろ‐や【丸屋】
葦(あし)や茅(かや)などで簡単に屋根を葺(ふ)いた粗末な家。「屋は、—、あづま屋」〈枕・二八九〉
マンクヌガラン‐おうきゅう【マンクヌガラン王宮】
《Puro Mangkunegaran》インドネシア、ジャワ島中部の都市スラカルタ(ソロ)にある王宮。18世紀半ばに建造され、ジャワの伝統建築にみられるジョグロ形式の屋根をもつ。現在も王家の末裔...
マングローブ【mangrove】
熱帯の海岸に森林をつくる、主にヒルギ科の常緑高木の総称。幹から気根・支柱根・呼吸根などを出し、実は母樹についたまま種子が発芽してから落下し、生育する。マレー地方に多く、琉球諸島などにもみられる。...
マンサード‐やね【マンサード屋根】
《mansard roof》腰折れ屋根。17世紀のフランスの建築家マンサール(François Mansart)の考案とされたことによる名。
まんざ‐おんせん【万座温泉】
群馬県吾妻郡嬬恋(つまごい)村の温泉。草津白根山の西の中腹にある。泉質は硫黄泉。
まんせいえんしょうせいだつずいせい‐たはつしんけいえん【慢性炎症性脱髄性多発神経炎】
手足の脱力・筋力低下が左右対称に起こる、神経疾患の一種。末梢神経で軸索を覆う髄鞘が障害されることによって起こる。自己免疫疾患の一種と考えられるが詳細な原因は不明。数か月にわたってゆっくりと進行す...
まんせいへいそくぐうかく‐りょくないしょう【慢性閉塞隅角緑内障】
角膜の周辺部と虹彩の根部が接する部分(前房隅角)が徐々に狭くなり、房水の排出が妨げられることにより起こる緑内障。レーザー虹彩切開術などによる治療が行われる。