やね‐がえ【屋根替え】
屋根を葺(ふ)き替えること。《季 春》「—の埃の上の昼の月/虚子」
や‐ね‐せん【谷根千】
東京都文京区東部から台東区西部にかけての称。谷中・根津・千駄木(せんだぎ)を中心とする地域。
やね‐づたい【屋根伝い】
屋根から屋根へ伝わっていくこと。「容疑者が—に逃げる」
やね‐ふき【屋根葺き】
屋根を葺くこと。また、その職人。
やね‐ぶね【屋根船】
屋根板が葺(ふ)いてある小船。大型の屋形船(やかたぶね)と区別した江戸での呼称。やねぶ。
やね‐まど【屋根窓】
採光のため、屋根面から垂直に突き出して設けた窓。ドーマー窓。
やね‐や【屋根屋】
屋根を葺(ふ)く職人。
やのね【矢の根】
歌舞伎十八番の一。時代物。享保14年(1729)江戸中村座の初春狂言「扇恵方曽我(すえひろえほうそが)」の中の一幕として2世市川団十郎が初演。曽我五郎が矢の根を研いでまどろむうち、夢の中で兄十郎...
や‐ばさみ【矢挟み】
岐阜県で、屋根を葺(ふ)きおわったとき、棟の上に立てる小さな幣(ぬさ)。
や‐ばね【矢羽根/矢羽】
1 矢に矧(は)ぐ鳥の羽根。ワシ・タカ・キジなどの翼の羽と尾羽が用いられ、矢の飛行方向を保つためにつける。護田鳥尾(うすべお)・中黒・切り斑(ふ)など、斑文の名でよばれる。 2 1の形を表した模様。