えんるい‐しょうがい【塩類障害】
土壌に含まれる塩類の濃度が高くなることによって、植物の根が障害を受け、成育が不良となること。肥料に含まれる塩類の蓄積や、農地への海水の流入などによって起こる。
お【峰／丘】
１ 山の高い所。みね。尾根。「—の上に降り置ける雪し風のむたここに散るらし春にはあれども」〈万・一八三八〉 ２ おか。「我が逃げのぼりし在(あり)—の榛(はり)の木の枝」〈記・下・歌謡〉
おい‐すえ【生ひ末】
「生い先」に同じ。「命あらばそれとも見まし人知れぬ岩根にとめし松の—」〈源・橋姫〉
おいそれ‐もの【おいそれ者】
深く考えずに物事をする人。軽はずみな人間。「お勢は根生(ねおい)の—なれば」〈二葉亭・浮雲〉
おい‐はご【追（い）羽子】
「追い羽根」に同じ。
おい‐ばね【追（い）羽根】
二人以上で、一つの羽根を羽子板でつき合う正月の遊び。追い羽子(はご)。《季 新年》
おいみ‐まつり【御忌祭（り）】
祭りのための物忌みが、それ自体で祭事となったもの。山口県・島根県などに多い。山口県下関市の忌宮(いみのみや)神社では、氏子が12月7日から15日まで、鳴り物・夜業などを避けて謹慎生活をする。
お‐うえ【御上】
１ 主人の妻や目上の人の妻を敬っていう語。「いかなれば—にはかくあぢきなき御顔のみにて候ふぞやと」〈仮・是楽物語下〉 ２ ㋐土間・庭に対して、畳の敷いてある部屋。座敷。「毎年お庭で舞ひまして、お...
おうえい‐の‐がいこう【応永の外寇】
応永26年（1419）倭寇(わこう)の被害に悩む李氏朝鮮が、その根拠地とみなした対馬(つしま)を兵船227隻で襲撃した事件。宗貞盛(そうさだもり)の反撃を受けて撤退。
おう‐ぎ【黄耆】
中国産のマメ科の多年草キバナオウギ、またはその近縁の植物の根。漢方で止汗・利尿・強壮薬などに用いる。
